
一昨年の今頃も、このメキシカンセージは咲いていたのでしょうか・・・
何時間も泥水に姿が見えなくなるまで浸かっていたはずのローズマリーが
翌朝、妙に生き生きしていたのは鮮明に憶えているのですが
色のない映像が、今私の頭をよぎります。
今日は秋晴れの穏やかな一日でした。
でも私の頭の中では昨日から2年前に遭ったあの災害のことが次々と浮かんで・・・
2004年10月20日、私の住んでいる市では台風23号(TOKAGE)の大雨で
約3100棟が床上浸水という被害に遭ったのです。
翌日からは、マスクをして、首にはタオルをかけて、長靴をはいて
肉体作業が続くこと約1ヶ月
筋肉痛になる間もないほど、朝から晩までひたすら片付けに追われていた日々・・・
私の家は復旧までに4ヶ月を要しました。
通りに積み重ねられた家具や電化製品のごみの光景は、
写真でしか見たことのない戦後のがれきの山のようで
土埃の舞うセピア色のくすんだ色のない世界だった気がしています。
地球温暖化にともない、まだ増えるであろう自然災害は
贅沢になった私たちへのしっぺ返しのようにも思えます。
災害に遭って失ったものの代わりに大切なものを得たのも事実ですが
(人の温かみとか、何がほんとうに大事なのかとか)
未だ各地で被害に遭われた方達が、もとの生活に戻れないのを思うと心が痛みます。
あの時はもうガーデニングも終わりかな・・・と思って
買い込んで植えるはずだった泥水に浸かったチューリップの球根300球ほどを
育ててくれそうな友人に頼んで持って帰ってもらったけれど
片付けのメドがたった12月には寒さの中
やっぱり春の楽しみがほしくて、花壇の再生に力を注いでいた私。
大地に根を下ろした植物は、災害に遭っても元気だったし
私にもう一度頑張ろうって気持ちを起こさせてくれた・・・
今、白いボリジが咲いています。

今年もそろそろまた、たくさんのチューリップの球根を植えるつもりです。





